資本主義の理想郷!?シンガポールに行ってきた

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3年ぶりのシンガポール

ゴールデンウィークの終盤からシンガポールに行ってきました。

3年ぶりの東南アジア
シンガポールは建国50周年。
そして建国の父である、リー・クアンユー初代首相が2015年3月23日に逝去されました。

ちょうど金融系の会社勤務の友人2人もいるし、出かけてみるかということでいってきました。

シンガポール、リー・クアンユー初代首相死去でアジアの「英雄の時代」が終わった[橘玲の日々刻々]|橘玲の日々刻々 | 橘玲×ZAi ONLINE海外投資の歩き方 | ザイオンライン

毎度おなじみエクストリーム海外旅行

なんだかんだで休暇が決まったのが4/30。
航空券とホテル予約は5/5、出発が5/8という具合でいつもの通りバタバタの忙しさ。

毎度おなじみのskyscannerとbooking.comでネット予約完了です。


自分では当たり前に思っていたネットを駆使した旅行術も
ゴールデンウィーク中に話した実家の父母にとってはすごく不思議に見えたとのこと。

羽田まで1時間、飛行機で7時間、半日後には海外にいるって感覚は想像がつかないらしい。
海外旅行は添乗員がいないと行けない、という層もまだまだ需要ありそうですね。

今回の旅の目的は!

友人を訪ねるのが一番大きな目的だったのだけど、実は裏テーマがあったのです。
それは

橘玲 小説タックスヘイブンの舞台を巡る旅!」

今でこそ当たり前になった海外投資を20年近く前から実践し、
1997年に刊行された「ゴミ投資家」シリーズの立役者。

前作「マネーロンダリング」でとりあげられた割引金融債
大量に香港の銀行に持ち込んで脱税がするスキームが流行った、とかどうとか。

3年ぶりのシンガポールはめまぐるしく変化を遂げていました。
AIC:海外投資を楽しむ会:橘玲:国際金融ミステリー『タックスヘイヴン』フォトツアー

ランドマークの様変わり、「マリーナ・ベイ・サンズ」と「ガーデン・バイ・ザ・ベイ」

SMAPのCMでおなじみの空に浮かぶ船のホテル。
世界的にカジノリゾートで有名なサンズグループが作り上げた最高傑作がマリーナ・ベイ・サンズ。
もちろんラスベガス、マカオでも有名な噴水ショーはちょっとレベルが違ってた。
ホテルからのレーザーショーに霧のカーテンへのプロジェクションマッピング

マリーナ湾を大きく使ってのショーは圧巻でした!

そしてもう一つの目玉がガーデン・バイ・ザ・ベイ。

緑の公園に突然現れる巨大なバオバブの樹木のオブジェ。
こちらも夜はライトアップがあって、なんとも神々しい。
まるでファイナルファンタジーの世界に迷い込んだみたいな不思議な感覚。

淡い色で浮かび上がるので上海のテレビ塔みたいな禍々しさがない!

マリーナ・ベイ・サンズを挟んで近い時間帯でショーが見れるのでぜひ両方を見ておきましょう。

シンガポールプライス雑感

なんだかんだと好景気に沸くシンガポールで感じるのは「物価が高い!」
日本の円安とダブルパンチで3年前より2倍弱の感覚。

ホーカーズといわれる下町のフードコートは安いけど、
普通のレストランではランチが1,500-2,000くらい。
缶ビールは350mlで400円前後。
(酒税が25%あがったのもあるみたいよ)

東南アジアと思って出かけてはダメですね(涙)

シンガポールのバブルを味わう

どうせ行くなら、ということで在住の友人のオススメスポット巡ってきました。

チョンバルエリア

下町だった場所が、海外からのアート作品が軒を連なる流行の先端スポットに変貌。
とはいえ街の中心はチョンバルマーケットは下町の台所で雰因気満点。
元フジアナの中野美奈子さんも御用達の鶏肉屋さんもありました。

素敵な本屋

行列のできるパン屋兼カフェ「チョンバルベーカリー」

下町の台所「チョンバルマーケット」のホーカーズ ※フードコード

毎度おなじみのフィッシュマーケットめぐり

セントレジスのハイティー体験

イギリス統治下時代の風習を色濃く残す土地柄だけあって
アフターヌーンティーも様々なものがあります。
特にイチオシがセントレジスのハイティーとのこと。

食べ物の種類も豊富なのはさることながら、内装もハイクオリティ。
午後はピアノの演奏を聞きながら美味しいお茶をいただくのは優雅そのもの。

ちなみにハイティーはアフターヌーンティーよりも食べ物が多くて、
実質の夕飯に近いものらしい。
なんちゃってではない、ワリとちゃんとした寿司がでてきたのは驚いた。


https://www.starwoodhotels.com/stregis/property/dining/attraction_detail.html?propertyID=1533&attractionId=1001144010&language=ja_JP

クラークキーからマリーナ湾へのボートタクシー

国際色豊かなバーやレストランの集まる繁華街はがクラークキー。
そこからシンガポールのマンハッタンともいえるマリーナ湾までを
ボートタクシーで移動。
シンガポールで有名な建築物はほとんどみることができます。
低い水面から望むマーライオンはちょっとマヌケ顔。


レベル33

スタンダードチャータード銀行のビルに入る33階にそびえるクラフトビアバー。
入り口がメチャクチャわかりにくい!

マリーナ湾で行われるサンズのショーを見下ろしながら飲むクラフトビールは格別。


Welcome to LeVeL33

クデタ

マリーナ・ベイ・サンズの最上階のバーラウンジはかなりスノッブなクラブっぽい雰囲気。
展望台もあるけどこちらならなんと無料で入れちゃいます!
いちおうお酒を注文しないとダメらしいけど人が多すぎてわからないでしょう。
ドレスコードがあるのでサンダル、短パンは入れませんのでご注意を。

同じフロアに有名なインフィニティプールがありますが、
こちらは宿泊客専用、残念。

ちなみにクデタで提供される最高峰のビールはなんとCOEDOビール!
日本の傑作ビールがアジアの最先端スポットで提供されていることに感動した!
Untitled


KU DÉ TA Singapore


締めのアレはもちろん「肉骨茶(バクテー)」

前回のシンガポールで超ハマったのが「肉骨茶(バクテー)」でした。
ポークリブをニンニクとスパイスで煮込んだスープがたまらなく美味しい!
シンガポーリアンは酒飲んだ〆にいただくらしい。


最後にシンガポールの魅力

というわけで備忘録的にシンガポールの旅を書いてみた。

物価も高いし、熱い。それでもシンガポールには行くべきだと思います。

なぜならアジア最大の金融センターであり、多民族、他宗教を許容しつつ、
奇跡の復興を遂げたこの国は他の東南アジアとは全く違う熱気があった。

リーマンショック前の絶好調のドバイに行った時に感じた「資本主義が究極に進化した姿」を
シンガポールでも感じることができました。


アジアで一番エキサイティングな熱気を感じつつ、絶対また来たい!と新たに決意をしたのでした。